PCI元社長の控訴審、5月判決=特別背任、一審無罪−東京高裁(時事通信)
中国遺棄化学兵器処理事業をめぐり特別背任罪に問われ、一審で無罪とされた大手建設コンサルタント「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)元社長荒木民生被告(73)の控訴審第1回公判が3日、東京高裁(矢村宏裁判長)で開かれ、結審した。判決は5月10日に言い渡される。
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大阪府議会決議後も府立高で国旗「常時掲揚」はゼロ(産経新聞)
大阪府議会で昨年12月、府立高校を含む官公庁での国旗掲揚を求める決議が可決された後、平日に掲げる「常時掲揚」を新たに始めた府立高校はゼロであることが1日、市民団体の調査で分かった。団体側は「決議軽視もはなはだしい」として、各校への指導を求めて府教委の中西正人教育長に近く面談を申し入れる。
調査したのは、教員や保護者らでつくる「大阪の教育を正す府民の会」(会長、瀧藤尊教・四天王寺元管長)。府立高校全146校を対象に、2月以降の平日朝〜夕の時間帯に周囲から目視で調べた結果、ポールなどで国旗掲揚が確認できた高校はなかった。
一方、昨年末の府議会決議前に各校への聞き取り調査などを行った府教委は、「常時掲揚は高校では1校の屋上で確認している」という。双方の調査に食い違いはあるものの、決議を受けて始めた高校が皆無である点は一致している。
府議会では昨年末、自民党府議団が府施設・学校を対象に、国を愛する意識の高揚や国際感覚の育成に向けて、入学・卒業式以外の平日でも国旗の常時掲揚を義務付ける条例案の提出を模索。しかし他党の反対で強制力のない決議に変更、共産を除く賛成多数で可決された。
ただ、決議は「(掲揚を)強く求める」としただけで、常時の文言は入っていない。このため2月26日の府議会で、自民議員から常時掲揚に向けた指導状況を問われた中西教育長は「決議に常時と触れられていない。決議を受けて適切に行うよう各校に通知している」と述べるにとどまった。
府議会は昭和38年にも、官公庁や各種学校で国旗の常時掲揚を求める決議を可決。現在、府施設では常時掲揚されているという。一方、大阪市と市教委も4月8日から全市立学校・園で常時掲揚を行う方針を表明している。
府民の会は「昨年末の決議は常時掲揚を求める趣旨であることは明らか。反対するのは国民の意識とかけ離れた一部の教職員組合だけで、教育長や校長が信念をもってやればすぐにできる」としている。
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<労働者派遣>改正法案妥当の答申出す 労働政策審(毎日新聞)
厚生労働相の諮問機関・労働政策審議会は24日、仕事がある期間に合わせ雇用契約を結ぶ登録型派遣や製造業務派遣の原則禁止などを柱にした厚労省の改正労働者派遣法の法案要綱を妥当とする答申を出した。
要綱案は、通訳など専門業務を除き、登録型派遣を原則禁止とし、製造業務も常用型派遣だけを許すほか、登録型派遣の原則禁止の施行は最大5年の猶予が可能になるなどの内容。
社民党は常用型派遣の雇用期間を明確にすることなどを求めている。連合は賛成の姿勢を示しているが、派遣労働者を組織する労組などからは「抜け穴が多く実効性が薄い」と批判の声が出ており、要綱案が閣議決定されるまでには曲折も予想される。【東海林智】
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クワガタムシ
クワガタムシ(鍬形虫)とは、コウチュウ目・クワガタムシ科に属する「大きな顎」を持つ昆虫のことである。 世界では約1500種類が知られていて、最大の種類は体長120mm近くに達する。 カブトムシと並んで、子供から大人まで人気の高い昆虫である。クワガタムシの成虫は比較的飼育しやすいことから、古くからペットとしての扱いが一般化していたが、 近年では、開拓による生息地域の減少や、オオクワガタなどの採集、飼育ブームの過熱、外国産クワガタムシの輸入解禁により様々な環境問題及び社会問題が発生している。名称クワガタムシとは、戦国時代の武士が戦闘の際に被っていた兜についている「鍬形」に似ていることに由来する俗称であり、 そのような大アゴを持つ甲虫の総称である。英語では「Stag beetle」と表現され、stagは「雄鹿」、beetleは「甲虫」を意味し、 フランス語では「Cerf-volent」と表現され、cerfは「鹿」、volentは「飛ぶ」を意味している。 どちらも、クワガタムシの大顎を「鹿の角」になぞらえたものである。 また、他のヨーロッパの諸言語、韓国語においても同様に「鹿の角」が由来の呼称が使われている。 中国語では「鍬形蟲」と表現され、日本語に近い。分布東南アジアが全体の2/3の種類が生息している分布の中心であり、熱帯アフリカがこれに準じる。 東南アジア周辺のオセアニアやインド方面にも多い。 ヨーロッパや北米では種類数が少ないが、南米に大型種が見当たらないことは興味深い。 というのも、よく対比されるカブトムシは南米を分布の中心とするが、東南アジアにも、コーカサスオオカブトなどといった大型で有名な種が多数生息しているからである。日本では、39種が分布している。(ヤクシマオニクワガタを独立種として、更にマグソクワガタをクワガタムシ科として認めた場合) 日本のクワガタムシは、ほとんどが黒または赤みがかった黒であり、地味な印象がある。 離島の多い日本では、広範囲に渡って分布し、各島で亜種を擁するものも多く、ヒラタクワガタなどは日本だけでも12もの亜種で構成されている。 四島として唯一九州にはキュウシュウヒメオオクワガタ、オニクワガタの各亜種が固有に生息している。 ただし、標高の高い地域にしか生息できないルリクワガタ属やツヤハダクワガタでは事情が違い、ルリクワガタ属ではルリクワ
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